「7つの習慣」をざっくりと要約してみた [スティーブン・R・コヴィー]
以前にも書きましたが、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」は約500ページ以上からなる大書で、若い人が読むにはちょっとした覚悟が必要かなって感じなのでできれば「まんがでわかるシリーズ」や、「7つの習慣ティーン」などを先ずは入り口として読むと多少は入りやすいかもしれません。
私も「7つの習慣」は買ったのはもう随分前ですが、実際にその頃はざざっと流し読みしただけで、
そのボリュームからしっかりと読み込むのが先送りになってしまい、結局本当に全てを理解するまで読んだのは、30代後半でした。
ですが、逆に30代過ぎたくらいの方が、それまでの仕事での経験値などからしてこの「7つの習慣」にかかれてあることがすんなり理解できたという面もあるのではないかと感じました。本は読むタイミングによって受け止め方も変わってきますからね。
その「7つの習慣」をざっと要約してみるとこんな感じになります。
第1の習慣:主体性を持つ
私達は普段の生活や思考習慣から外的な刺激に単純に反応してしまう状態を繰り返しています。
つまり、周囲の環境に影響を及ぼされ続けている習慣です。
これをまず、自分の信じる価値観に従って、主体的反応に変えていくことで環境も変えられるということです。うまくいかないことを人や環境のせいにするのではなく、まず自分の考え方や行動を変えるということです。
第2の習慣:目的を知って行動する
私達は目的を持って行動します。しかしそれを時々見失ってしまうこともあります。
だからこそ、常に行動を取る目的、つまり結果にフォーカスするために、自分自身のミッションステートメントを設定します。
ミッションステートメントとは自分の個人的な「行動の原則」つまり、ルールのようなものです。
このミッションステートメントを自分の生活や活動の中心に置いておくことでブレない行動が取れるようになります。
第3の習慣:最優先事項を最優先する
第3の習慣は「時間管理」にテーマを置いています。人生は時間でできています。であれば時間は私達の人生そのものです。その時間をどのように使うか?第2の習慣で設定したミッションステートメントに基づくマネジメントを取っていきます。
目標達成のためにもっとも必要で優先すべきことは何か?を明確にしてそれを何より優先に時間を費やすということです。また、スケジューリングは一日単位ではなく、週単位で計画することが効果的で、週の終わりに達成状況のフィードバックを取ることもとても重要なことだと取り上げています。
第4の習慣:Win-Winを考える
第4の習慣は人間関係におけるコミュニケーションとリーダーシップに通じる原則の紹介です。人脈作りや異業種の名刺交換など多くの浅く広い人間関係では「「利害」というものを無意識に置いていることがあります。
つまり、どちらかが勝つ、どちらかが負ける、どちらかが攻める、どちらかが受け身、のような感覚です。それをこの第4の習慣ではどちらも負けることがない、どちらも勝つ状態、つまり「Win-Winの状態」を目指すことを提案しています。
第5の習慣:理解してから理解される
私達がコミュニケーションにおいて相手に影響を与えたいのであれば先ずその前に相手のことを理解することが大事です。
その際もっとも大切なポイントが「感情移入」であり、これが重要キーワードとなってきます。相手を理解することで心理学で言う良好な関係、「ラポール」が形成されます。そのラポールを引き起こす様々なスキルを紹介しています。
第6の習慣:シナジーを創造する
第5の習慣で作られたラポールを元に相手と相乗効果を生み出せるようにするといった原則になります。私達が生きるこの地球上のすべてはシナジー(相乗効果)によって生み出されたたものばかりですし、私達は一人ではなく、自分以外の誰かやチームによってその実力以上の力を発揮することが出来るのです。この第三の案を探しだすプロセスを作っていきます。
第7の習慣:刃を研ぐ
最後の7つ目の習慣ですが、ずばり「刃を研ぐ」こと。それは「肉体」「精神」「知性」「社会」「情緒」の5つの柱となるものを常に磨き、最新の状態を保ちつづけることです。
この7つ目の習慣こそ、すべての習慣の基盤となるものとも言えるでしょう。例えば、健康や肉体面では、良い運動習慣を取り入れたり、精神面ではマインドフルネスや瞑想、ヨガなど、知性ではより多くの書物を読み、社会・情緒ではボランティアや政治運動などの奉仕活動などが例として上げられます。
なかなか、最初からこれらのすべてを習慣化していくことは簡単なことではないかもしれませんが、
原則中心であるこれらの習慣を身につけて実践することは少なからず自分の人生をより良い方向へと導いてくれるのは確かだと思います。
これらは思いつきで書かれたわけでもなく、原則中心に基づいた本当のノウハウだからこそ世界中でベストセラーとなっているのでしょう。
是非、少しづつでもこれらを実践していきながら、最終的にこれらの全てを習慣化できたら必ずそこで人生に何かしら良い変化が起こっているはずです。
私も頑張って日々、実践中です。
私も「7つの習慣」は買ったのはもう随分前ですが、実際にその頃はざざっと流し読みしただけで、
そのボリュームからしっかりと読み込むのが先送りになってしまい、結局本当に全てを理解するまで読んだのは、30代後半でした。
ですが、逆に30代過ぎたくらいの方が、それまでの仕事での経験値などからしてこの「7つの習慣」にかかれてあることがすんなり理解できたという面もあるのではないかと感じました。本は読むタイミングによって受け止め方も変わってきますからね。
その「7つの習慣」をざっと要約してみるとこんな感じになります。
第1の習慣:主体性を持つ
私達は普段の生活や思考習慣から外的な刺激に単純に反応してしまう状態を繰り返しています。
つまり、周囲の環境に影響を及ぼされ続けている習慣です。
これをまず、自分の信じる価値観に従って、主体的反応に変えていくことで環境も変えられるということです。うまくいかないことを人や環境のせいにするのではなく、まず自分の考え方や行動を変えるということです。
第2の習慣:目的を知って行動する
私達は目的を持って行動します。しかしそれを時々見失ってしまうこともあります。
だからこそ、常に行動を取る目的、つまり結果にフォーカスするために、自分自身のミッションステートメントを設定します。
ミッションステートメントとは自分の個人的な「行動の原則」つまり、ルールのようなものです。
このミッションステートメントを自分の生活や活動の中心に置いておくことでブレない行動が取れるようになります。
第3の習慣:最優先事項を最優先する
第3の習慣は「時間管理」にテーマを置いています。人生は時間でできています。であれば時間は私達の人生そのものです。その時間をどのように使うか?第2の習慣で設定したミッションステートメントに基づくマネジメントを取っていきます。
目標達成のためにもっとも必要で優先すべきことは何か?を明確にしてそれを何より優先に時間を費やすということです。また、スケジューリングは一日単位ではなく、週単位で計画することが効果的で、週の終わりに達成状況のフィードバックを取ることもとても重要なことだと取り上げています。
第4の習慣:Win-Winを考える
第4の習慣は人間関係におけるコミュニケーションとリーダーシップに通じる原則の紹介です。人脈作りや異業種の名刺交換など多くの浅く広い人間関係では「「利害」というものを無意識に置いていることがあります。
つまり、どちらかが勝つ、どちらかが負ける、どちらかが攻める、どちらかが受け身、のような感覚です。それをこの第4の習慣ではどちらも負けることがない、どちらも勝つ状態、つまり「Win-Winの状態」を目指すことを提案しています。
第5の習慣:理解してから理解される
私達がコミュニケーションにおいて相手に影響を与えたいのであれば先ずその前に相手のことを理解することが大事です。
その際もっとも大切なポイントが「感情移入」であり、これが重要キーワードとなってきます。相手を理解することで心理学で言う良好な関係、「ラポール」が形成されます。そのラポールを引き起こす様々なスキルを紹介しています。
第6の習慣:シナジーを創造する
第5の習慣で作られたラポールを元に相手と相乗効果を生み出せるようにするといった原則になります。私達が生きるこの地球上のすべてはシナジー(相乗効果)によって生み出されたたものばかりですし、私達は一人ではなく、自分以外の誰かやチームによってその実力以上の力を発揮することが出来るのです。この第三の案を探しだすプロセスを作っていきます。
第7の習慣:刃を研ぐ
最後の7つ目の習慣ですが、ずばり「刃を研ぐ」こと。それは「肉体」「精神」「知性」「社会」「情緒」の5つの柱となるものを常に磨き、最新の状態を保ちつづけることです。
この7つ目の習慣こそ、すべての習慣の基盤となるものとも言えるでしょう。例えば、健康や肉体面では、良い運動習慣を取り入れたり、精神面ではマインドフルネスや瞑想、ヨガなど、知性ではより多くの書物を読み、社会・情緒ではボランティアや政治運動などの奉仕活動などが例として上げられます。
なかなか、最初からこれらのすべてを習慣化していくことは簡単なことではないかもしれませんが、
原則中心であるこれらの習慣を身につけて実践することは少なからず自分の人生をより良い方向へと導いてくれるのは確かだと思います。
これらは思いつきで書かれたわけでもなく、原則中心に基づいた本当のノウハウだからこそ世界中でベストセラーとなっているのでしょう。
是非、少しづつでもこれらを実践していきながら、最終的にこれらの全てを習慣化できたら必ずそこで人生に何かしら良い変化が起こっているはずです。
私も頑張って日々、実践中です。
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